わたしのひとりごと

出来損ないだからこそ、出来ることはあると思っている。

察し能力LV2

昔は、人からどう見られているのか気になったもんだ。

 

窓際の席が大好きだった。

夏場は気持ちのよい風が流れ、

午後の授業の退屈しのぎに、体育を行う生徒を眺めていた。

 

隣の席に気になる女子が来れば、普段は雑なノート写しが

いっそう丁寧に書きこまれ、机の上の筆記用具の位置が気になってしょうがなかった。

 

印象良く見られたかった、

ただそれだけだったと思う。

 

それだけならまだ良かった。

実際話す機会があって、緊張を押し殺すのに精一杯で声は小さく、

さらに、普段の無表情と合わさって、見事な無愛想である。

 

気がつけば認定されてしまっていた。

 

[冷たい人、怖い人、話しかけにくい人]

 

見事なトリプルパンチ。

 

殺人鬼のようである。

 

これは高校生まで引きずる形となったが、

とある一人との出会いがキッカケで、

変わることになるとはその当時思ってなかった。